乳がんの手術後は一定期間の経過観察が必要で、再発予防のためのホルモン治療や血液検査などを行います。再発や転移を早期発見するためにも術後10年間の経過観察をお勧めしています。

受診頻度の目安は、術後5年間は3～6ヵ月ごとに、それ以降は半年から1年ごととなっております。

＜診療内容＞

• 問診
• 視触診
• 血液検査(腫瘍マーカー含む)
• 画像検査(マンモグラフィ、超音波)
• 骨密度検査
• ホルモン治療(注射、内服薬)

他にも内分泌療法による副作用や、腋窩郭清後のリンパ浮腫などの合併症が発生していないかなど、実際に診察をして確認しております。リンパ浮腫については月曜午後と土曜午後にリンパ浮腫外来も行っております。(担当 中山医師)

術後10年が経過するとほぼ完治とされ、それ以降は年に1回の検診を受けることが大切です。お一人お一人の状態に合わせて丁寧に対応させていただきますので、ご不明な点、ご不安なことがありましたらどうぞお気軽にご相談ください。